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気の向くままに更新し、好き勝手にイラストや小説を載せます。時々写真など掲載。 他にも文庫の感想や小言まで多彩なジャンルを載せる予定なのだ。 これが俺のポリシー。御宅の魂を思う存分見やがれってんだッ!
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上京したわけでもない
もとから都会人だったわけでもない

ただ電車に揺られ2時間という
無駄な過程を
何も不満に思うことなく3年間続けてきた

そして今年ももう終り
あと数ヶ月で期間は更新を迎える

これでよかったのだろうか

もう後戻りのできないこの人生の坂道の真ん中で
恐る恐る後ろを振り返った

「振り向いてはいけない」

そう言い聞かせながら
前だけを見てきたはずなのに
自分がたどってきた道は極端に曲がりくねり
複雑な軌跡を描いている
真っ直ぐ歩いてきたはずなのに
目の前は深い霧がかかっていた

歩き始めはちゃんとした目標を持ち
大学生として晴れやかに過ごす自分を見ていたはずなのに
知らないうちに
周りは霧に包まれ
道のない場所を彷徨い歩いていた

「本当にこの道でいいのだろうか」
不安だけが相変わらずに圧し掛かってくる

他の道へ変える時期は過ぎた
もうこの道を進むしか許されない

それとも
ここで今まで上ってきた高さから
何もかもを諦め飛び降りるか

自分は何を世界に求めているのだろうか
世界は何を自分に求めているのだろうか

自分だけの物語
始まったばかりのようで
もう少しで終わりそうで
でもまだまだ
結論は見えてこない

――――
病んでます。
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I know I know...
僕は知っている
僕は君の事を知っているけれど、
君は僕の名前すらも知らないって事


幸せそうな顔をした時も
愉しそうに話した君も
困った顔で悩む話も
君が俯く理由も

もしも僕だったら
君にそんな顔をさせないのに

僕は隣で黙って君の愚痴を聞く事もできない
君を抱きしめる事もできない


(来店を知らせるベル)
「あ、あの子またきた。今日は一人みたいね。いつもの彼はどうしたのかしら」
暇を持て余すパートのオバちゃん達の話題は
凍えるような寒さの中来店した彼女に向けられた

少し背の低めで黒髪を肩まで垂らした
僕と同じ年くらいの
可愛い顔の君

一人で店員に席まで導かれる姿は
オバちゃん達の靄のかかった瞳に
異様な光景として映っているのだろう

僕は彼女の名前すら知らない
なんで今日は一人なのかも分からない

でも
I know I know...
僕は知っている


「いらっしゃいませ。いつものコーヒーで宜しいですか?」
「えぇ、お願いします」
「かしこまりました」

彼女の透き通るような声が心地よいという事と
僕が淹れたコーヒーがお気に入りだって事

僕の淹れたコーヒーを飲みながら
何を考えているのか僕は知らない
俯く彼女に何があったのか
聞くことすらできない

本当は何も知らない、君の事
でも
なんでこんなに好きになっちゃったのだろう

I know I know...
僕は知っている
最後に二人できたあの日

君と彼が真剣な顔で話していた事
君があの時俯いていた理由

ちょっと苦めのコーヒーだったら
いつでも淹れてあげるから
僕はいつでも君を温めてあげられる

自慢のコーヒーだから

またおいで

―――――――
色が違う所はアルバム【雅歌】より抜粋
まとまり観のない
ポエム的ミニ小説
趣味で書き始めた小説が
なんと今日で

2万8千字を越えていたッ!!

なんだこの字数は!?
これじゃぁ
論文も書き始めればできるンじゃないか!!
外は大粒大雨
窓はびしょびしょに濡れて
ベランダは小さなプールになっていた

雨が降る音を
目を閉じて聞いてみる

屋根に落ちた水滴と
ベランダに落ちる水滴が
すてきなハーモニーを奏でた

ワタシはその音色を聞きながら
凍えた手をこたつの中に入れた

やる事もなく
する事もない
のんびりした一日

忙しいのも愉しいけど
こういう日があってもいいと思う

―――
そのまんま
今日の一日。
やることはあるンだけどね。
寒…。
あれから少し経ってわたしの気持ちは落ち着いて、
それからは彼といろんなことを話した。

彼の仕事の事、生活の事、そして…彼女の事、

なんだろう
すんなりと彼女の話を聞けたの

彼女は
とっても可愛くて
とっても素直で
とっても素敵な人なんだって

わたし、
彼女にあってみたくなったの

彼がそんなに褒める人、
とっても素敵に見えるのでしょうね

そう考えたら、
彼がわたしだけのものではないことが分かったの

わたしは人間ではない
今は人間の姿だけど、それは魔法
彼とは結ばれない運命
そして、
彼にも素敵な彼女がいるのだもの

安心してまかせられるわ

「そう言えば君に紹介したかったのに今日は出かけちゃってるんだよね」
「何?」
彼に聞き返したわたしの瞳を真っ直ぐに見て言った
「僕の兄弟」
胸がドキッとした
「僕の大事な黒い猫」
「兄弟って?」
どういうことだっけ

ちょっと頭を整理させてくれ

「僕が飼っているのは黒いオス猫だよ」

にゃー

足元で声がした
黒くて尻尾の長い猫が玄関からスルリとコタツへ入っていった

「なんだ?いつもみたいにくっついてこないな。機嫌でも悪いのか?」

え。
じゃあ、わたしは誰?
今は人間、前は…


カーテンの隙間から
オレンジ色の物体が彼等を覗いていた

どの八百屋にも並んでいそうな、美味しそうなカボチャ
でも今夜だけは宙を飛んで唄を歌う。

『僕はカボチャの妖精ジャコランタン。
 魔法はどこからかかったのか、それは君が僕を見た時から
 君はいったいなんだったのか、それはぼくにはわからない
 ハロウィンのパーティ、これにて終了♪』
 


おわり

―――――
結局なんだったんだよッ!
なんかむしゃくしゃしてきた 苦笑。
今度はまともに書こう。
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プロフィール
HN:
舘岡助三郎
性別:
非公開
職業:
子供向けのなんか。
自己紹介:
精神年齢は10歳半。
正義のヒーローに憧れるまま、心はいまも幼少時代。

そんな俺が書き出した日記。
今後どう展開するのか気にならへん?
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